今回の党首討論の意味

民主党の代表が代って初めての党首討論です。
そして総選挙が近づく中、今後、何回も開催される予定の第1回目の党首討論です。その意味で、今回は大枠で「この国をどういう方向にもっていこうと考えているのか?」、「どんな国にしたいのか?」という点を明らかにする党首討論であるべきであったと思います。

鳩山代表「持論である友愛精神を中心とした愛ある政治を行いたい。」
政治における愛とは国民全体に向けられて行くものであり、これまで民主党が掲げてきた「国民の生活が第一」、「共に生きる、共生社会の実現」という政治理念と共通するものです。そして、私が求める社会像=「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という社会と同じことだと感じています。

麻生総理「そんな抽象的なことではなく自民党と民主党のどちらが政権担当能力があるかということだ。」
それでは一体、麻生総理はどんな社会にしたいというのでしょうか?

麻生総理「百年に一度の経済危機にどう対処するかだ。現実にどう対応するかだ。」
景気対策に全力を尽くすことに異論はありません。当然です。しかし、景気対策と銘打って無駄遣いや借金増大など、めちゃくちゃやることが政権担当能力ありとはとうてい思えません。

鳩山代表「霞が関の官僚支配構造を変える。」
麻生総理「政権を担当したら霞が関の官僚を使う立場になる。批判しすぎると彼らのやる気をそいでしまう。」
総理大臣は国民のリーダーです。
天下りや無駄遣いが多すぎて国民のやる気がそがれているとは考えないのでしょうか?確かに行政府の長でもあるわけですから、そこで働く官僚のやる気を起こしていく必要はあると思います。
でも、ちょっと待って下さい。例えば、政治に対しても多くの批判があります。果たして議員はやる気をそがれているのでしょうか?いいえ、そう言った数々の批判に応えようとして努力が生まれ、やる気が出てくるはずです。
官僚も的外れで不当な批判をされるのであれば、やる気もなくなるでしょう。しかし、今、批判されていることは的外れでしょうか?仮に的外れな批判であれば、それは政府側もきちんと説明していく必要があります。
麻生総理はポロっと本音を漏らしてしまったようです。自分が国民のリーダーではなく、官僚のリーダーであるということを。

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