B「ひとづくりから始まる未来(あす)づくり」の提案
ものづくり、まちづくり、くにづくりはひとづくりから始まります。そして、ひとづくりには食づくりも幅広い意味で大切です。(食とはすなわち自己の存続のために他の生命を活用することだから。きわめて本質的な現実。)
ひとづくりでは自立した人間を育てることが大切だと思います。私は自立した人間を育てるためのキーワードとして「一人力(イチニンリキ)」「二人力(ニニンリキ)」「三人力(サンニンリキ)」と言う概念を提案したいと思います。これは、人間が社会の中で存在する中で初めて人間であるという基本から分類したものです。
「一人力」とは、一人で身につけられる力の総称です。受験勉強や体力づくりなど。
「二人力」とは、二人(自分と自分以外というくくりで使えば自分以外は何人でもいい)でしか身につけられない、あるいは、二人の間で効力を発揮する力です。ディベートやリーダーシップなど。
「三人力」とは、上記の二人に加えて、それを相対的に見る第三者の存在を考えた場合(現実的にはこれこそ社会です)です。
例えば、読み・書き・ソロバンは一人力、演説は二人力、市場戦略などは三人力と言えるかもしれません。
格闘技を例にすると、体力づくりのウェイトトレーニングは一人力、組手は二人力、バトルロイヤルは三人力です。一番ベンチプレスが得意な選手がチャンピオンになれるとは限りませんし、バトルロイヤルでは強い選手が勝ち残れるとは限りません。
ちょっと、極端な例ではありますが、社会で自立するためには、これらの3つの力がバランス良く育っている必要があると思います。
学校教育・地域教育・家庭教育など様々な局面で子供たちがこれら3つの力を育むことができる制度・政策を作りたいと思っています。
「未来(あす)づくり研究会」を主宰して多くの皆さんと語り合いたいと考えております。