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森本かずよしの提案
 

@資源・エネルギー・食糧外交の提案

 

 自立した国家、持続可能な国家を作るためには、資源・エネルギー・食糧の安定的な供給源確保の視点から外交を再構築する必要があります。

 資源は例えばBRICSといわれる国々(ブラジル、ロシア、インド、中国)が経済発展するにつれ、安定的な入手策がますます重要になってきます。

 平和的友好関係を前提とした戦略的な関係作り、特にODAの有効な活用など再検証を行い、日本の国益にあった平和外交を進めなければいけません。

 10億人以上の人口を抱える人口大国が経済発展するにつれ、日本が世界中から買い集めている食糧が不足し、価格が高騰してきます。今のうちに食糧自給率を向上させるとともに、アジア諸国を中心に食糧エネルギー関係投資や食糧エネルギー安定供給協約を締結し、安定的な国と国との関係を構築しておかねばなりません。

 また、世界の有限資源の有効活用のためにも省エネルギー技術指導や環境対策の技術・ノウハウの分野で世界をリードしていかねばなりません。

 

 緊急の課題である安全保障問題への対応は、日米安全保障条約を中心として、国連主導型を目指します。東アジア関係諸国との太いパイプを築いて外交の厚みを増すことで、抑止力を拡大する努力を常に怠らないこと。

 一方で、緊急事態基本法など、緊急事態に対する対処を早急に進める必要があります。緊急事態への対応ルールは緊急ではなく事前に平時にしっかり議論して決めておかねばなりません。それ自体が抑止力につながります。

 

 

Aダブル・ライフというスタイルの提案

 

 競争・市場原理社会が社会の活力を生み出す原動力としても、社会の全てではありません。人間が人間らしく生きるということは、ベースに安心して暮らせる社会が『セイフティネット』として存在していなければなりません。

 ガンガン頑張れる分野・時期とゆっくり安心できる分野・時期が共存できる社会の実現を目指します。 

 市場というエンジンは全開に、地域・家庭という港は充実できるような政策理念を明確に。現在、財政、税制や会計制度等の議論の中で、この両輪がトレードオフの関係にあるかのようにいわれがちですが、本来は両立するものだと思います。

 財源の無駄遣いを徹底的に削減して、「明確なポリシー」に基づく予算編成をしていく必要があります。

 

 

B「ひとづくりから始まる未来(あす)づくり」の提案

 

 ものづくり、まちづくり、くにづくりひとづくりから始まります。そして、ひとづくりには食づくりも幅広い意味で大切です。(食とはすなわち自己の存続のために他の生命を活用することだから。きわめて本質的な現実。)

 ひとづくりでは自立した人間を育てることが大切だと思います。私は自立した人間を育てるためのキーワードとして「一人力(イチニンリキ)」「二人力(ニニンリキ)」「三人力(サンニンリキ)」と言う概念を提案したいと思います。これは、人間が社会の中で存在する中で初めて人間であるという基本から分類したものです。

 「一人力」とは、一人で身につけられる力の総称です。受験勉強や体力づくりなど。

 「二人力」とは、二人(自分と自分以外というくくりで使えば自分以外は何人でもいい)でしか身につけられない、あるいは、二人の間で効力を発揮する力です。ディベートやリーダーシップなど。

 「三人力」とは、上記の二人に加えて、それを相対的に見る第三者の存在を考えた場合(現実的にはこれこそ社会です)です。

 例えば、読み・書き・ソロバンは一人力、演説は二人力、市場戦略などは三人力と言えるかもしれません。

 格闘技を例にすると、体力づくりのウェイトトレーニングは一人力、組手は二人力、バトルロイヤルは三人力です。一番ベンチプレスが得意な選手がチャンピオンになれるとは限りませんし、バトルロイヤルでは強い選手が勝ち残れるとは限りません。

 ちょっと、極端な例ではありますが、社会で自立するためには、これらの3つの力がバランス良く育っている必要があると思います。

 

 学校教育・地域教育・家庭教育など様々な局面で子供たちがこれら3つの力を育むことができる制度・政策を作りたいと思っています。

 

 「未来(あす)づくり研究会」を主宰して多くの皆さんと語り合いたいと考えております。